さよなら思い出

月末に引越が決まったので、少しずつ持ち物(主に本)の整理などしている。
岩波の旧大系の復刻が始まり、供給曲線と需要曲線の交点に大幅な変動が…。ワラルス的に悲しい。
あとは、中学の時に読み始めて今は休載中の漫画や、文庫落ちした単行本も古本屋へ。あんまり読まなくなってきたのでここらでひと区切りかなと。中学高校の頃にフィットした感性を、いまも保ち続けている作家さんのも、それが変化してきた作家さんのも、何となくすれ違い始めたなと思った。本や物へのこだわりが強くなったり弱くなったりするせいもあるけれども、「若さ」を軸にする生き方はもう無理だなと思って、残していた本を整理した。

十年後にこの本はまだ私に影響を与えるか、今本を買う基準はそれ。