生存報告

たとへば君―四十年の恋歌

たとへば君―四十年の恋歌

久しぶりにゆっくり本を読んでいる。大学の短歌サークルでの河野氏と永田氏の出会いややり取りが、いかにも創作サークルのカップルといった風で面映い気持ちになる。こんなころが私にもあったような。

詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡 (朝日新書)

詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡 (朝日新書)

これを読まなければ、『神様のカルテ』に食指が伸びていたかもしれない。どうにもならない現実の中を如何にベストを尽くして生きるか、それを突きつけられる。

ライトノベル(1) (KCx(ARIA))

ライトノベル(1) (KCx(ARIA))

ライトノベル(2) (KCx(ARIA))

ライトノベル(2) (KCx(ARIA))

1X年前の活力を感じる。復活したなという感じ。

バッハ:チェンバロ協奏曲集

バッハ:チェンバロ協奏曲集

正確無比にバロックを演奏されると、自分が調律されているオルゴールか何かになった気がする。


一昨日、虹を見た。
霧の渦巻いていた雨上がり、
五階の窓とほとんど同じ高さに、
丘の斜面に覆いかぶさるように太い虹が這っていた。

時雨の後、深みを増した青空に虹がかかり、
五本も虹を見ると冬になる故郷と同じ、
冬の風の匂いがしてきた。